2019年3月27日水曜日

イカ寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、青森県の名産ご当地寿司のひとつで、
寿司というより、ややおつまみ感覚の、

イカ寿司

です。

寿司とは言いながらも、一般的にお寿司屋さんで見るような、イカの切り身を握って作るイカの握り寿司とは違いまして、また、有名な函館名産のイカめしともまた違いまして、
青森ならではの独自の進化を遂げたお寿司です。

このイカ寿司は、
青森近海で獲れるおいしい新鮮なイカを湯通しし、その胴の中に、刻んだイカゲソや、食感のいい各種お野菜(主にキャベツやニンジンなど)、さらに漬物などを詰め込んだものです。
冷涼な環境で1日~2日の塩漬け、酢漬けなどでおいしく食べられるとのことです。

あまり他の地方では見かけず、イカを丸まま使うとなると、どうしても函館のイカメシなどに目が行ってしまいますが、
こちらは、青森県内でしたら、スーパーなどでも手軽に手に入る、また、海辺などでは家庭でも作られているような、人気・定番の郷土の味です。
もし機会があればぜひ手にとってみてください。

最近では他地方、例えば関東圏などでも、青森県の郷土料理屋さん、物産展、なども増えてきまして、青森特有の食べ物を食べられる機会も増えていますので、
ぜひ機会見てご賞味くださいませ。

こうちゃん

2019年3月12日火曜日

ハタハタ寿司

こんばんは、こうちゃんです。

今回は、秋田県名物の、ハタハタ寿司のご紹介。


ハタハタ寿司(ハタハタずし)とは、秋田県の郷土料理で、ハタハタ(鰰)を用いた飯寿司(イズシ)の一種、発酵ずしである。ハタハタ漬けとも。

江戸時代においてハタハタは安価な魚であり、貴人には好まれなかったものの民衆の間で人気を得ていた。ハタハタ寿司は海岸部だけでなく秋田全域で食べられており、昭和初期の東部山地といった普段は海産物を口にする機会が少ない地域でも年末になると箱に多く詰められた塩ハタハタが寿司にされた。一匹の姿のまま漬ける「一ぴきずし」、頭だけ落として漬ける「全(まる)ずし」、切り身にして漬ける「切りずし」とがある。祝宴の場で供される一ぴきずしが最も格式が高いが、店舗で販売されるハタハタ寿司は全ずしが多い。
wikipedia参照


寿司といっても、よく見かける握り寿司の類ではなく、発酵寿司、熟れずしなどの類なので、多少独特の発酵臭があり、そういった風味も含めて楽しむお寿司ではありますが、苦手な方ももちろんいらっしゃいますので、注文・購入時にはそれを理解の上で選んでください。
ハタハタ自体は焼いて食べることが多いお魚ですが、こうしてしっかり漬け込んで味をなれさせたものも絶品です♪
さすが秋田では県魚に指定されてるだけありますね。

こうちゃん

2019年3月9日土曜日

大分県の人気寿司ひたん寿し

こんばんは、こうちゃんです。

全国的にはあまり知られていなくて珍しいご当地寿司のひとつ、ひたん寿しです。

ひたん寿しとは、大分県日田市のご当地グルメである。
日田産の野菜、川魚を材料に握られた寿司。日田すし組合加盟の4店舗で提供されている。

様々な海の幸を握ったお寿司は数あれど、川の幸である川魚を握った握り寿司は珍しいです。
鮎やうなぎといった川魚を若干小さな握りにし、さらに土地で獲れたお野菜、山菜などのお寿司と一緒に並べます。
海から離れていたり、すぐに新鮮な魚が使えなくても、おいしく華やかなお寿司が食べられ、名産のご当地寿司となっています。


こうちゃん

2019年3月7日木曜日

香り高い柿の葉すし・柿の葉寿司

こんばんは、こうちゃんです。

今回は保存と香り付け、両方の面で優れた、奈良県中心のおいしい郷土寿司である、
柿の葉寿司のご紹介です。

柿の葉寿司(かきのはずし、またはかきのはすし)は、奈良県・和歌山県、および石川県、鳥取県智頭地方の郷土料理。奈良県・和歌山県と石川県、鳥取県では作り方・形状が異なる。
鯖・鮭などが両地域で使用される主な材料(ネタ)だが、奈良県・和歌山県では鯛、穴子、椎茸、石川県では鰤、鳥取県では鱒を地域特有のネタとして使用している。
国産牛を用いたローストビーフをネタにした柿の葉寿司「柿の葉肉寿司」が大阪で販売されている。

このように他地方で作られておりまして、それぞれに作り方や材料の工夫もありますが、主に元祖?というか古くからシンプルながら愛される作り方の奈良の柿の葉寿司をご紹介していきます。
柿の葉寿司は、一口大の酢飯に鯖や鮭などの切り身と合わせ、柿の葉で包んで押しをかけたすし。場所によっては、昆布を巻いてから柿の葉を巻くところもある。表記は”柿の葉すし”とするところも多い。柿の葉は取り除いて食べる。
押し寿司というと、昔から押し寿司を伝統的に作っていてよく食べる大阪のものなどが有名で、桶などに酢飯と魚を入れて重しをかけるような、作る段階では握りのような形になっていないものが多いですが、こちらの奈良の柿の葉寿司では、少々手間でも、握りのように、ほぼ1貫分くらいの大きさずつわざわざ柿の葉に包んで、軽く押しをかけて作る押し寿司です。

多少手間でも、こうして柿の葉で包むことで、柿の葉の抗菌効果で保存性がよくなることや、乾燥が防げたり、さらには葉のよい香りが移ったり、お寿司としてのよさが増すため、古くから愛される郷土寿司になっています。
もちろん生ものを使っておりますので、さすがに奈良のものをそのまま食べられる機会は少ないかもしれませんが、今では他地方でも作られたり、駅弁などでおいしく商品化されていたり、少しずつですが、口にする機会も出てきていますので、
お寿司好きの方でしたら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

こうちゃん