2019年6月30日日曜日

色々な地方で愛される笹寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、石川、長野、新潟などで郷土料理として作られている笹寿司のご紹介です。


笹寿司(ささずし)とは、寿司飯と寿司種をクマザサの葉でくるんだ寿司の一種である。
石川県白山麓地域の笹寿司は、2枚のクマザサの葉でくるみ、箱に詰めて圧をかけて仕上げる押し寿司の一種。白山市や能登地方では祭りに欠かせない料理である。

ネタには、鮭・鱒・シイラ・鯛などの魚類のほか、油揚げを使うこともある。薬味として、サンショウの葉・ショウガ・レモンの薄切り・サクラエビ・ゴマ・紺のり(テングサを青く着色したもの)などがあしらわれる。

長野県、新潟県で作られている「笹ずし」は、クマザサの葉の上にひと口大にした寿司飯を盛り、具材や薬味を乗せた寿司。新潟県ならびに長野県北信地方の郷土料理ともなっている。
具材は、ワラビ・タケノコ・水もどしした干しゼンマイなどの山菜のほか、クルミ・ニンジン・ヒジキ・油揚げなどを使う。薬味として、紅しょうがをあしらうことが多い。具材は、地域・家庭によって異なり、サケのそぼろや錦糸卵などを乗せる地域もあるなど、郷土色を感じさせるものとなっている。糸魚川市、上越市などの新潟県上越地方では笹の葉を箕の形に折って作り、箕寿司と呼ぶ地域もある。

押し寿司として作る地域も、器的に利用して乗せるお寿司もありますが、
どちらも、笹のよい香りや、殺菌効果を見込んだ先人の知恵によるものかと思われます。

ほのかな香りがたまらず、また携行性にも優れていますので、地方へ行った時のお土産などにも向いています。

他地域でも、郷土寿司としてでなく、一般寿司の、器的に笹を使う笹寿司もありますが、主にご当地寿司としてはこれらの地域のものが有名です。


こうちゃん

2019年6月29日土曜日

げんなりするほど幸せに!?げんなり寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、静岡のおもしろ名前のご当地寿司、

げんなり寿司

です。
静岡県は稲取地区に伝わる郷土料理、ご当地寿司の一種。
木枠に酢飯を詰め、金目鯛の身でつくる紅白のおぼろ、マグロまたは締め鯖、甘辛く煮たシイタケ、卵焼きなどの具をのせた押しずし。一貫が大きいのが特徴で、あまりの量の多さにげんなりすることからこの名がついたとされる。伝統的な祝い料理。
(参照:https://kotobank.jp/word/%E3%81%92%E3%82%93%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9A%E3%81%97-2096627

名前の由来は、げんなりするほどの大きさだから、という説がありますが、
げんなりするほどの幸せをもたらしてくれるから、という平和な説もあります。

その巨大さに、もちろん一口で食べたりするわけではないのですが、皿などに盛り付けると圧巻です。

こうちゃん

2019年6月21日金曜日

大阪名物押し寿司の箱寿司・箱鮨

こんばんは、こうちゃんです。

大阪の郷土寿司と言えば、関東の握り寿司に対し、大阪は押し寿司が定番と言えます。
そんな押し寿司の伝統的なものが、

箱寿司

です。

木の箱を使い、押して作る大阪発祥の寿司で、農林省の説明によると、天保12年創業の老舗吉野寿司の三代目がタイやエビ、アナゴなどの素材を用いた高級志向の寿司として考案したのが始まりとされています。
農林水産省の「農村漁村の郷土料理百選」に選ばれている。
参考:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C8%A2%BC%F7%BB%CA


今の大阪寿司の定番である押し寿司の原型であるとも言われ、
今も多くのお店で作られ、おいしい魚介を多数使った人気寿司メニューのひとつとなっています。
関西以西では押し寿司が多いこともあり、同様の形のお寿司は中国地方や九州地方でも見られるものとなっています。
チェーン店のお寿司屋さんなどでは見かけないかと思いますが、回らないお寿司屋さんでメニューに箱寿司があったりしましたら、伝統寿司として作っていて、かなり力を入れていると期待できますので、ぜひ頼んでみましょう。



こうちゃん

2019年6月14日金曜日

さわやかおいしいレタス巻き

こんばんは、こうちゃんです。

レタスを用いた巻き寿司でさっぱりおいしい郷土料理の、
宮崎県のレタス巻きです。

レタス巻きとは、レタスや海老、マヨネーズを使った太巻き(巻き寿司)。宮崎市松山町にある老舗の寿司屋が発祥とされる。
誕生当時は斬新な巻き寿司ととらえられていたが、現在ではすっかり定着し宮崎県内ではコンビニエンスストアや惣菜店等でも広く販売されている。
このレタス巻き誕生後は、カニかまやシーチキン、イカ、めんたいこなど様々な具材を使った変わりダネの巻き寿司が登場している。
参照:http://local-specialties.com/gourmet/000372.html

さすがに高級寿司、回らないお寿司屋で出ることはまずないですが、
100円寿司や、コンビニの持ち帰り巻き寿司としては定番で、今ではさらに発展形で、サラダ巻きのようなものも出ていますし(サラダ軍艦などはまた別)、ヘルシー志向の高まりでか定番、かつ人気のお寿司のひとつとなっています。

もちろん、レタスを使っているから安っぽい、というわけでなく、レタスに、新鮮な魚介の、おいしいエビやイカを盛り込んで、十分味わい豊かでおいしい巻き寿司もたくさん作られています。
※宮崎では家庭でも作られる


こうちゃん

2019年6月3日月曜日

ぼうぜの姿寿司

こんばんは、こうちゃんです。

徳島県の名物、ぼうぜの姿寿司をご紹介します。

ぼうぜの姿寿司(ぼうぜのすがたずし)は、イボダイを使った寿司の一種で、徳島県北部に伝わる郷土料理である。農山漁村の郷土料理百選、とくしま市民遺産に選定。


「ぼうぜ」とは徳島弁でイボダイ(関東でエボダイ、関西でウオゼ、九州でシズとも呼ばれるイボダイ科の魚)のことで、9月から10月にかけて漁獲期を迎える。

ぼうぜの姿寿司は、イボダイを頭のついた丸のままで背開きにし、酢で締めて、寿司飯を詰めて押し寿司にした料理である。酢で締めたイボダイは柔らかくなっており、頭から丸ごと食べられる。徳島県特産のすだちが、寿司の上に添えられたり、イボダイを締める酢やすし酢に加えられることも多い。

徳島県では、ぼうぜの姿寿司を家庭で作り、秋祭りに食べる風習がある。また、寿司屋はもちろん、駅の売店やスーパーマーケットでも売られている一般的な料理である。

徳島県では、イボダイに限らず、マアジ、アユ等、種々の魚の姿寿司がよく食べられるが、いずれも背開きにする特徴がある。
(wikipedia参照)

他地方ではかなり珍しいイボダイ丸ごとを使った姿寿司です。
徳島県名産のすだちを添えてさわやかさや食欲増進を図っていて、頭まで丸ごと食べられる豪快なご当地寿司ですね。


こうちゃん

2019年6月1日土曜日

牡蠣寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、かつて県民ショーで紹介されて一躍有名となりました、
三重県の名物、牡蠣寿司です。

三陸などの牡蠣の名産地でも、生牡蠣や蒸し牡蠣を寿司に仕立てた物は見かけますが、
こちらの三重の名物牡蠣寿司は、
なんと、砂糖、しょうゆ、みりんなどで煮た甘辛味のついた牡蠣を握り寿司に仕立てています。
牡蠣の名産地近くであることで、
プリプリ肉厚でおいしい牡蠣が手に入り、
もちろん生でもおいしいのですが、この地方では伝統的なおいしいお味で寿司に仕上げています。

こうちゃん