2019年10月5日土曜日

秋田県北部の赤すし

こんばんは、こうちゃんです。

秋田県北部の郷土料理であり、めでたい時などに作る、
赤すし(赤寿司、赤ずしとも)

秋田県のお盆に欠かせない「赤すし」は、ご飯(もち米)に寿司酢をまぜ、塩漬けの赤しそや漬物(きゅうりの古漬けなど)を混ぜ、重しをして数日発酵させてつくるものです。
発酵させず、もち米で作った酢飯に赤しそを混ぜて、すぐ食べるという、即効型の赤すしもあるそうです。

作り方・食べ方としては、
炊いたもち米を桶に薄く敷き、その上に胡瓜または白瓜の古漬、塩もみした赤紫蘇を加え、笹の葉をかぶせて漬け込む。数日から一週間ほどで、ほどよく発酵し食べごろになる。
梅酢に漬けた赤紫蘇を混ぜる場合もあり、この方法ならば、漬けてすぐに食べることができる。
精霊棚や墓に蓮の葉にのせて供え、客にもふるまう。
ときに砂糖や醤油をかけて食べ、酒の肴にもなり、味の濃いものは御飯の上にのせて茶漬けにする場合もあるという。

原材料は、地元産のもち米・赤しそ・塩・砂糖のみ。

すしと言いつつ、魚介は一切入っていませんで、漬物と紫蘇での熟れ寿司のようなものです。

県民ショーなどでも紹介されていまして、家庭で作れる味わい深い郷土寿司ですので、ぜひご家庭でもどうぞ。


こうちゃん

2019年10月2日水曜日

甘くておいしい伊達巻き寿司

こんばんは、こうちゃんです。

白身魚と卵を使ったおいしい料理のひとつ、子供にも人気な伊達巻ですが、
それをお寿司に用いた、伊達巻き寿司なるものが、千葉や大阪などにあります。


wikipediaによると、
伊達巻寿司は、千葉県銚子市および大阪府などの郷土料理である。伊達巻の中に高野豆腐、椎茸、おぼろ、干瓢などとともに酢飯を巻き込んだ寿司だが、具や飯の分量は地方によって異なる。明治初期、銚子の「大久保」の職人が細工寿司として考案したとの由来がある

とあります。

甘くておいしい卵料理である、伊達巻きの甘みだけでなく、各種食材で、おいしくワクワクする感じのお寿司に仕上がっています。
中に混ぜる食材によって味の特徴も出ますし、各家庭などで工夫のし甲斐があります。


こうちゃん

2019年9月26日木曜日

岡山の名前のおもしろいご当地寿司のどどめせ

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、岡山県の名物ご当地寿司で、ちょっと名前のおもしろい

どどめせ

です。
どどめせとは、岡山ばら寿司の元祖と言われ、炊き込みご飯に酢を混ぜた炊き込みずしになります。


起源は、日本でまだ酢が作られる前の鎌倉時代末期までさかのぼるといわれている。当時、町内に「備前福岡の市」の渡しがあり、高瀬舟の船頭の炊き込みご飯弁当にある日、偶然、酸っぱくなったどぶろくがかかったものを食べたところ、これがたいそううまかった。そして、「どぶろくめし」が「どどめせ」となまって後世に伝えられ、「備前ばらずし」に発展したともいわれている。
(参照:どどめせ:中国四国農政局

まあ、お酒をぶっかける炊き込みご飯、とは、もうお寿司ではない気もしますが、
この酢をかけてお寿司にする炊き込みご飯、というのはおいしそうですよね。

使う具材は、五目ちらしに使うような、ごぼうやにんじん、しいたけ、かんぴょう、錦糸卵、タケノコ、鶏肉など。
寿司とはしていますが、生の魚介はほぼ入りません。

好みだったり、お店のレシピにより、えびや焼き穴子が入ることもあります。
具だくさんで、豪勢な炊き込みごはんな感じです。

岡山県は瀬戸内市長船町の伝統的なお寿司ですので、お近くにお越しの際は、ぜひ召し上がってみてください。


こうちゃん

2019年9月19日木曜日

鱒寿司と並ぶ富山名産のぶりのすし

こんばんは、こうちゃんです。

以前の記事にて、ご紹介しました、富山県名産で、全国でも有名・人気の鱒寿司ですが、
実は富山県にはもうひとつ鱒寿司と並んで豪華でおいしい人気のご当地寿司がありまして、
こちらは知名度は鱒寿司に比べ少々劣るため、知らない方も多いのですが、

ぶりのすし

です。
こちら、鱒寿司の知名度ほど知られていないのでまだ新しいのかと思いきや、実は昭和30年頃には駅弁として登場してきていて、
元は、富山県をはじめとする北陸地方の名産で、水揚げされます、寒ブリを使った名物として生み出されました。

基本的な作り方などは鱒寿司にも似ていまして、たいていは丸い器に笹を敷いて、その上にごはん(酢飯)を盛って、ブリ(できるだけ現地名産の寒ぶり)の切り身やカブ、ニンジンなどを乗せて、また笹で覆って押し寿司にしたものです。
特徴としては酢飯にショウガも混ぜて香りを高めていたり、鱒寿司は薄く延ばしたサクラマスの身のみで作るのがほとんどなのに対して、こちらは、ブリの切り身やお野菜を混ぜていて、それらの旨味の融合も楽しめます。
まだまだ全国的には有名でないため、実際他地方で作られることはほとんどありませんが、
そのうまさは絶品ですので、もしも北陸地方に遊びに行く際などは、主要駅の駅弁屋さんやおみやげ物屋さんなどでぜひ買ってみてください。

なお、他地方で買いたい場合の、通販もしている有名なお店などでは、

https://www.e-suzuya.co.jp/product/burisushi/
http://www.minamoto.co.jp/catalog/41

これらのお店などがあります。
あとは、常設では珍しいですが、デパートの全国物産展や、富山県フェアなどが開催されている場所を狙ってみてもよいかと思われます。

こうちゃん

2019年9月9日月曜日

飯寿司(いずし)

こんばんは、こうちゃんです。

今回は北海道名物の飯寿司(いずし)のご紹介です。


飯寿司、飯鮨(いずし)は、乳酸発酵させて作るなれずしの一種。
北海道から北陸にかけて多くある「なれずし」の名称であるが、野菜を入れる事が特徴でもあり、かぶら寿司も存在する 北陸以北の日本海側と北海道の寒い地域に集中した分布圏がみられる。

使用される魚は、ハタハタ、鮭、ニシン、サンマ、ホッケ、キンキ、カレイなどが多い
野菜には、キャベツ、大根、ニンジン、ショウガ、きゅうり、タマネギ、サンショウなどが使われる。

熟成以前に腐敗してしまってはいけないので、まあ、漬け込む場所といい、やはり涼しい北の方の味覚ですね。北海道には向いているのでしょうね。
他の地方でも、もちろんなれずしの類は多々あり、ご当地寿司、郷土寿司として定番ですが、特に北海道では、鮭、ニシン、ホッケなどがよく獲れ使用される割合が高く、北海道ならではの味を作っています。
家庭で作られることが多く、なかなかお店などでは見かけませんが、食べられる機会があればぜひ堪能してみると味わい深くていい体験になるかと思います。

こうちゃん

2019年9月2日月曜日

お野菜たっぷりヘルシーあんこ寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、山口県のご当地寿司で、魚介を使わず、
野菜たっぷりのヘルシーなお寿司、

あんこ寿司

です。
山口県玖珂郡北部に江戸時代から伝わる郷土料理で、今でもお祝いの席やお祭りで作られる押し寿司です。
ごはんの中心に野菜をあんとして詰めて作るのが特徴的で、
すし飯の中に、切り干しだいこん、ごぼう、にんじん、しいたけ、油揚げを味付けして入れて、押し寿司にします。
あんこと言っても、小豆で作る豆あんが入っているわけではありません(おはぎ等のようなものではありません)。

ごはんが貴重だった時代に、野菜でかさ増しを図って作られたお寿司と言われています。

なかなか他地方では見られない素朴な郷土寿司ですね。

こうちゃん

2019年8月30日金曜日

目を見張るほど大きなめはりずし

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、和歌山県の名物で、目を見張るほど大きいから、と名付けられた人気のご当地寿司、めはりずし、です。


めはりずし(めはり寿司)は和歌山県と三重県にまたがる熊野地方、および奈良県吉野郡を中心とした吉野地方の郷土料理、高菜の浅漬けの葉でくるんだ弁当用のおにぎり。
千貼り(せんばり)寿司、大葉寿司、高菜寿司、芭蕉葉(ばしょば)寿司と呼ぶ地域もある。弁当は熊野名産とされ、新宮市のものは特に有名であり、和歌山県の特産品として和歌山県推薦優良土産品に指定されている。元来、麦飯の握り飯を高菜で巻き込んで作っていたが、現在はもっぱら白米を用い、酢飯を使うこともある。
また、奈良県の南東部に位置する下北山村では特産品の下北春まなの葉の漬物に白飯をくるんで食べる。高菜のような辛みが無いので、一味違った味である。一般的には酢醤油で食べられるが、マヨネーズと醤油で食べる事もある。

最近では対外用に豪華な具などを中に入れるものもあるようですが、そもそもの発祥は、手軽に食べられる農作業用のお弁当、おにぎり的な役割だったようで、シンプルに米のみのおにぎりを高菜で包んだものが基本のようです。
もちろん、一般的に言う寿司のように、豪華な魚の切り身を乗せて作る握り寿司の方は、単純なうまさでは上でしょうけど、こうして作った大きな食べでのあるめはり寿司は、持ち運び、おなかが減った時のほおばるのや、
逆に贅をつくした食事の締めに、食べた感、満腹感をしっかりと演出してくれるのに一役買いますし、この和歌山県、特に吉野地方などで愛されるご当地寿司になっています。


最近ではおみやげ用や、他地域で売られているものには、しっかり具材が入り、言ってみれば、普通のおにぎりで、包むものを海苔から浅漬けの高菜に変えたような商品も登場しているようです。
なかなか東日本では見かけない、西日本でも特定の地域くらいでしか食べられないご当地寿司のひとつですが、ぜひ旅行の際などに召し上がってみてください。


こうちゃん


2019年8月22日木曜日

琵琶湖名物鮒寿司(ふなずし)

こんばんはっ、こうちゃんです。

今回は、これぞご当地寿司、といった感じで、今や日本中に知られている、
岐阜県は琵琶湖の名産、鮒寿司(ふなずし)のご紹介です。

鮒寿司(ふなずし)は、フナを用いて作られる「熟れ鮨(鮓)」として有名で、滋賀県の郷土料理である。
江戸時代以来、主に琵琶湖の固有種であるニゴロブナが最適とされてきたが、ゲンゴロウブナも使用されている。オスもメスともに使われるが、子持ちのメスのものは比較的高価である。


独特の香りがあり、魚肉のタンパク質がうまみ成分であるアミノ酸へ分解されたものである。
その臭いは強く、臭さを表すアラバスター単位によると、鮒寿司は486Au、世界で6番目ににおいの強い食物だとか。

鮒を米を使って発酵させた独特のこなれた味がおいしくて一部の熱狂的なファンには大変好まれているのですが、この通り、世界で6番目ににおう食べ物だなんていうだけあって、そのにおいも大変なものです。
ちょっと慣れない人や子供には苦手な食べ物かもしれません。

とはいえ、古くから琵琶湖の名産で愛されてきたご当地寿司であり、漬け込んだ後に取り出して切ってそのまま食べる他、お酒のおつまみや、これをごはんに乗せてお茶、海苔、ワサビをかけて、鮒寿司のお茶漬けにして食べたり、
それくらい愛される食品となっています。

今や、原料になる琵琶湖のニゴロブナが貴重になってしまったことや、そもそも漬けて食べられるようになるまでの時間や手間から、大変高価な食品となってしまって、他地域のご当地寿司にありがちな、安価だけど地方にあるためなかなか食べづらい、という特徴はないのですが、手には入るものの、どこで食べても大変高級なご当地寿司、になってしまっています。
ただ、食べてみるとハマる人が多いのもあり、機会があればぜひ一度は口にされることをオススメします。

定番の鮒ずしから、お茶漬けなどの食べ方まで、幅広く

琵琶湖名産ご当地寿司の鮒寿司(ふなずし)

でもご紹介しておりますので、よろしければご覧になってみてください。


こうちゃん

2019年8月16日金曜日

高知県の珍しい名産寿司のかいさまずし

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、なかなか聞いたことのない人も多いかもしれませんが、
高知県の特産ご当地寿司「かいさまずし」です。

参考:https://japan-web-magazine.com/japanese/kochi/kaisamazushi/index.html

かいさまとは土佐(今の高知県)の方言で「さかさま」のことです。
通常の握り寿司では、光物など皮のついた魚を握る場合、皮目が表になるように握ることが多いですが、このかいさますずしは、逆に、皮目を下に、身を表にして作ることからこう呼ばれるようになりました。
使われる魚は、主に地元でよく獲れる太刀魚やサバ、イワシなどで、これらは、寿司用に捌くと皮目があまりきれいでなくなるからと、身が表側になるようにして握ります。

見た目の工夫から、独自のご当地寿司となっていて、味の方はもちろん身の向きを変えただけなので、大きく変わるものではありませんが、
主な食材が太刀魚など珍しいので、薬味にゴマを使ったり、握りにゆずを振りかけて香りを立てたり、高知独特の味わいを持つお寿司になっています。
あまり他の地方で食べられることはありませんので、
高知県に旅行に行った折などにぜひお召し上がりください。

こうちゃん

2019年8月3日土曜日

ナスの花ずし

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、今回のご紹介は、秋田県の名物寿司で、一種の漬物でもある、

ナスの花ずし

です。

参照:https://common3.pref.akita.lg.jp/genkimura/village/detail.html?cid=29&vid=2&id=564

昔ながらの品種「丸茄子」に、菊の花、もち米、トウガラシをあしらった茄子のお漬物の一種です。これだけでは漬物ですが、中にお米を入れて発酵させているため、熟れずしの一種の扱いで、「花ずし」と呼ばれます。

まあ見た目完全にお漬物ですし、米使ってるとはいえ、米とお野菜ですので、
普通の生魚の寿司とは勝手も違いますが、
これも郷土寿司のよさといことで。
魚や肉以外の食材を使って、山菜や野菜でもお寿司は作られますので、こういった、植物由来のお寿司も、後口さわやかでいくらでも食べやすくていいものです。

親族が秋田出身とかでもないと、なかなか普段耳にすることも稀かと思いますが、
時折秋田県の物産展などで見かけることがあります。
お食事でのお惣菜や、ちょっとしたおつまみにぜひお召し上がりください。



こうちゃん

2019年7月29日月曜日

八戸銀サバづけ丼

こんばんは、こうちゃんです。

今回のご紹介も、青森県で、近年知名度上昇してきました、
寿司、というか海鮮丼的な一品で、

八戸銀サバづけ丼

です。


青森近海で獲れる脂の乗ったサバの特に大ぶりなものを使った、
食べ応え満点のサバの丼もので、
「第4回全国ご当地どんぶり選手権」本戦出場もした品です。

丼に盛ったごはんの上に、青森県名産の脂の乗ったおいしいサバの切り身をたっぷりと乗せて、ゴマやシソ、ネギ、ショウガなどの好みの薬味をまぶして醤油をかけていただきます。
ごはんは、寿司らしく酢飯にしても、一般的な海鮮丼のように白ごはんのままでもよいようですが、絶品のサバの刺身とごはんを同時に味わうような感じで、
同じ青森県の名産のまぐろなどにも負けないような絶品の味わいと評判です。

大会参加などのこともあり、徐々に全国にも知れてきている新たなおいしい丼物です。

青森県の漁港町付近に行けば、名物として出している食堂が多いですので、
海鮮を味わいに行った際にはぜひ試してみるとよいです。

こうちゃん


2019年7月17日水曜日

富山県の名産鱒寿司(ますずし・ますのすし)

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、今や全国的に有名・人気になったご当地寿司、

鱒寿司(ますの寿司)

のご紹介です。



鱒寿司(ますずし)は、富山県の郷土料理。駅弁としても知られ、鱒(サクラマス)を用いて発酵させずに酢で味付けした押し寿司(早ずし)の一種。表記は必ずしも一定せず、ます寿し、ますの寿し、鱒の寿司などとされることも多いが、すべて同様のものを指している。

現在では、各製造者の店舗のほか、富山駅や高岡駅、金沢駅及びその地域を通る特急列車の車内販売、百貨店、スーパーマーケット、高速道路のSA、コンビニエンスストアなどでも販売されるようになり、東京駅や大阪駅などでも購入ができるようになった。

広く流通するようになったことで、従来の一段重ね、二段重ねといったものだけでなく、小ぶりの大きさのものや棒状になったもの、スーパーマーケット向けにプラスチック製の容器に入って笹にくるまれていない簡易包装の商品など、形態もさまざまなものが出現している。

よく都会の百貨店のお弁当コーナーなどでも見かけ、東京でも普通に変える人気のご当地寿司になっています。さらに、特急、新幹線などの出る駅で売られている駅弁や、さらにはこの鱒寿司を改良して、鱒寿司おにぎり、というコンビニで売られているおにぎりにもなったりしていますので、すっかり全国に浸透しているご当地寿司と言ってよいかと思います。
素敵な味わいで、クセも少なく、大人から子供まで広く食べられる味になっており、ご家族で行楽の際の駅弁などで食べるのにも向いています。
ご当地寿司などには、強く発酵させることで保存性を高め、酸味や、ちょっと独特のにおいの強いものなども多いですが、この鱒寿司は早寿司なので、発酵させておらず、後口もすっきり、食べやすいご当地寿司になっています。


こうちゃん

2019年7月5日金曜日

清水の名物清水すし

こんばんは、こうちゃんです。

日本でも有数の漁港のある、清水市の新鮮魚介で作られる名物寿司、
清水すしです。

参照:http://kyoudo-ryouri.com/food/2389.html

新鮮な魚介類で握った清水のお寿司は、地元住民にも自慢の名物料理として深く認知されている。 清水にあるエンタテインメントパーク「エスパルスドリームプラザ」には、日本初のお寿司のテーマパーク「清水すしミュージアム」もオープン。

特にこれといった指定の魚、調理法に絞った郷土寿司ではありませんが、
主に清水漁港で揚がる魚を使うことになります。
清水のシラス、桜エビ、真アジ、ヒラメ、キンメダイ、カツオ、イサキなどが使われます。
新鮮で臭みがなくておいしい魚介を使った握り寿司がメインです。

https://www.dream-plaza.co.jp/enjoy_dreamplaza/sushim/

清水すしミュージアムでは、清水すしの紹介の他、館内の寿司屋さんで、直接清水すしを味わって楽しむこともできます。


こうちゃん

2019年7月1日月曜日

おいしくたまらない押し寿司のバッテラ

こんばんは、こうちゃんです。

大阪中心に人気の高い押し寿司の一種、バッテラ、バッテラ寿司です。


wikipediaによると、
語源はポルトガル語の bateira(バテイラ=小舟・ボート)から。1893年(明治26年)頃に大阪順慶町の寿司店がコノシロの片身を開き舟形にしたものを使った寿司を考案し、コノシロを開くと尾の方は細いので飯も片側を尖らせたその姿がボートに似ていたことからバッテラと呼ばれるようになった。
その後コノシロの価格が急騰したため、価格が安定しているサバを使うようになり、現在のバッテラが完成された。現在のバッテラは酢飯に酢締めにした鯖を乗せ、さらに白板昆布(バッテラ昆布)を重ねた押し寿司。酢による処理で保存性を高めつつ生臭みを押さえ、昆布が旨みと食感を加える。鯖の半身を使うため完成品は細長い形となり、切り分けて食べる。また、押し寿司の舟形の木枠用具がボートの形に似ていたのでこのように呼ばれるようになったとの説もある。

とのことです。
大阪では定番となり、スーパーなどでも売られている人気、定番の押し寿司です。
サバをおいしく食べる方法でもあり、庶民的な材料、価格で食べられるご当地寿司のひとつです。


こうちゃん

2019年6月30日日曜日

色々な地方で愛される笹寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、石川、長野、新潟などで郷土料理として作られている笹寿司のご紹介です。


笹寿司(ささずし)とは、寿司飯と寿司種をクマザサの葉でくるんだ寿司の一種である。
石川県白山麓地域の笹寿司は、2枚のクマザサの葉でくるみ、箱に詰めて圧をかけて仕上げる押し寿司の一種。白山市や能登地方では祭りに欠かせない料理である。

ネタには、鮭・鱒・シイラ・鯛などの魚類のほか、油揚げを使うこともある。薬味として、サンショウの葉・ショウガ・レモンの薄切り・サクラエビ・ゴマ・紺のり(テングサを青く着色したもの)などがあしらわれる。

長野県、新潟県で作られている「笹ずし」は、クマザサの葉の上にひと口大にした寿司飯を盛り、具材や薬味を乗せた寿司。新潟県ならびに長野県北信地方の郷土料理ともなっている。
具材は、ワラビ・タケノコ・水もどしした干しゼンマイなどの山菜のほか、クルミ・ニンジン・ヒジキ・油揚げなどを使う。薬味として、紅しょうがをあしらうことが多い。具材は、地域・家庭によって異なり、サケのそぼろや錦糸卵などを乗せる地域もあるなど、郷土色を感じさせるものとなっている。糸魚川市、上越市などの新潟県上越地方では笹の葉を箕の形に折って作り、箕寿司と呼ぶ地域もある。

押し寿司として作る地域も、器的に利用して乗せるお寿司もありますが、
どちらも、笹のよい香りや、殺菌効果を見込んだ先人の知恵によるものかと思われます。

ほのかな香りがたまらず、また携行性にも優れていますので、地方へ行った時のお土産などにも向いています。

他地域でも、郷土寿司としてでなく、一般寿司の、器的に笹を使う笹寿司もありますが、主にご当地寿司としてはこれらの地域のものが有名です。


こうちゃん

2019年6月29日土曜日

げんなりするほど幸せに!?げんなり寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、静岡のおもしろ名前のご当地寿司、

げんなり寿司

です。
静岡県は稲取地区に伝わる郷土料理、ご当地寿司の一種。
木枠に酢飯を詰め、金目鯛の身でつくる紅白のおぼろ、マグロまたは締め鯖、甘辛く煮たシイタケ、卵焼きなどの具をのせた押しずし。一貫が大きいのが特徴で、あまりの量の多さにげんなりすることからこの名がついたとされる。伝統的な祝い料理。
(参照:https://kotobank.jp/word/%E3%81%92%E3%82%93%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9A%E3%81%97-2096627

名前の由来は、げんなりするほどの大きさだから、という説がありますが、
げんなりするほどの幸せをもたらしてくれるから、という平和な説もあります。

その巨大さに、もちろん一口で食べたりするわけではないのですが、皿などに盛り付けると圧巻です。

こうちゃん

2019年6月21日金曜日

大阪名物押し寿司の箱寿司・箱鮨

こんばんは、こうちゃんです。

大阪の郷土寿司と言えば、関東の握り寿司に対し、大阪は押し寿司が定番と言えます。
そんな押し寿司の伝統的なものが、

箱寿司

です。

木の箱を使い、押して作る大阪発祥の寿司で、農林省の説明によると、天保12年創業の老舗吉野寿司の三代目がタイやエビ、アナゴなどの素材を用いた高級志向の寿司として考案したのが始まりとされています。
農林水産省の「農村漁村の郷土料理百選」に選ばれている。
参考:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C8%A2%BC%F7%BB%CA


今の大阪寿司の定番である押し寿司の原型であるとも言われ、
今も多くのお店で作られ、おいしい魚介を多数使った人気寿司メニューのひとつとなっています。
関西以西では押し寿司が多いこともあり、同様の形のお寿司は中国地方や九州地方でも見られるものとなっています。
チェーン店のお寿司屋さんなどでは見かけないかと思いますが、回らないお寿司屋さんでメニューに箱寿司があったりしましたら、伝統寿司として作っていて、かなり力を入れていると期待できますので、ぜひ頼んでみましょう。



こうちゃん

2019年6月14日金曜日

さわやかおいしいレタス巻き

こんばんは、こうちゃんです。

レタスを用いた巻き寿司でさっぱりおいしい郷土料理の、
宮崎県のレタス巻きです。

レタス巻きとは、レタスや海老、マヨネーズを使った太巻き(巻き寿司)。宮崎市松山町にある老舗の寿司屋が発祥とされる。
誕生当時は斬新な巻き寿司ととらえられていたが、現在ではすっかり定着し宮崎県内ではコンビニエンスストアや惣菜店等でも広く販売されている。
このレタス巻き誕生後は、カニかまやシーチキン、イカ、めんたいこなど様々な具材を使った変わりダネの巻き寿司が登場している。
参照:http://local-specialties.com/gourmet/000372.html

さすがに高級寿司、回らないお寿司屋で出ることはまずないですが、
100円寿司や、コンビニの持ち帰り巻き寿司としては定番で、今ではさらに発展形で、サラダ巻きのようなものも出ていますし(サラダ軍艦などはまた別)、ヘルシー志向の高まりでか定番、かつ人気のお寿司のひとつとなっています。

もちろん、レタスを使っているから安っぽい、というわけでなく、レタスに、新鮮な魚介の、おいしいエビやイカを盛り込んで、十分味わい豊かでおいしい巻き寿司もたくさん作られています。
※宮崎では家庭でも作られる


こうちゃん

2019年6月3日月曜日

ぼうぜの姿寿司

こんばんは、こうちゃんです。

徳島県の名物、ぼうぜの姿寿司をご紹介します。

ぼうぜの姿寿司(ぼうぜのすがたずし)は、イボダイを使った寿司の一種で、徳島県北部に伝わる郷土料理である。農山漁村の郷土料理百選、とくしま市民遺産に選定。


「ぼうぜ」とは徳島弁でイボダイ(関東でエボダイ、関西でウオゼ、九州でシズとも呼ばれるイボダイ科の魚)のことで、9月から10月にかけて漁獲期を迎える。

ぼうぜの姿寿司は、イボダイを頭のついた丸のままで背開きにし、酢で締めて、寿司飯を詰めて押し寿司にした料理である。酢で締めたイボダイは柔らかくなっており、頭から丸ごと食べられる。徳島県特産のすだちが、寿司の上に添えられたり、イボダイを締める酢やすし酢に加えられることも多い。

徳島県では、ぼうぜの姿寿司を家庭で作り、秋祭りに食べる風習がある。また、寿司屋はもちろん、駅の売店やスーパーマーケットでも売られている一般的な料理である。

徳島県では、イボダイに限らず、マアジ、アユ等、種々の魚の姿寿司がよく食べられるが、いずれも背開きにする特徴がある。
(wikipedia参照)

他地方ではかなり珍しいイボダイ丸ごとを使った姿寿司です。
徳島県名産のすだちを添えてさわやかさや食欲増進を図っていて、頭まで丸ごと食べられる豪快なご当地寿司ですね。


こうちゃん

2019年6月1日土曜日

牡蠣寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、かつて県民ショーで紹介されて一躍有名となりました、
三重県の名物、牡蠣寿司です。

三陸などの牡蠣の名産地でも、生牡蠣や蒸し牡蠣を寿司に仕立てた物は見かけますが、
こちらの三重の名物牡蠣寿司は、
なんと、砂糖、しょうゆ、みりんなどで煮た甘辛味のついた牡蠣を握り寿司に仕立てています。
牡蠣の名産地近くであることで、
プリプリ肉厚でおいしい牡蠣が手に入り、
もちろん生でもおいしいのですが、この地方では伝統的なおいしいお味で寿司に仕上げています。

こうちゃん

2019年5月21日火曜日

おいしいサバの押し寿司「おせずし」

こんばんは、こうちゃんです。

今回は、富山県の人気ご当地寿司で、地元では祝いの場などで提供される、
サバの押し寿司の「おせずし」です。

こちら、富山県魚津市に伝わる郷土料理、ご当地寿司のひとつで、焼いたサバの身をほぐし、ご飯の間に挟み、重ねて(主に3段に)、その上に海苔を乗せ、押しぶたをして寝かせて作る押し寿司です。

魚津市を中心に、富山でめでたい日などに家庭で作られ、出される、ハレの日の料理になります。
お祝いの席では一升のお米を使って大きなものを作るが、普段の食卓ではハガキくらいのサイズでお皿に盛られるそうです。

新鮮な魚介が手に入る富山県らしい料理で、これだけでもおいしそうですが、
さらに、季節によっては、この押し寿司中に、サバだけでなく、ミョウガやクルミなどを入れることもあるそうで、より香りが立ち、おいしいご当地寿司になります。

他県、他地域ではなかなか食べられないお寿司だけに、
富山に訪れた際にはぜひ一度食べてみたいお寿司のひとつです。

なお、こうしたお寿司を次代に繋いでくために、このおせずしの作成体験を行っている施設などもあるそうで、楽しく作って味わい、郷土の味をかみしめるのもよさそうです。
通年行われていて、申し込めば誰も行けるそうですので、旅行の際に事前に申し込んでおく等でもおもしろそうですね。

https://uozu-kanko.jp/greentourism/plan11.html

参考:作成動画↓


こうちゃん

2019年5月15日水曜日

何層にも重なるきれいな押し寿司のこけら寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、高知県の名物で、きれな重ね押し寿司の

こけら寿司

です。
こけら寿司とは、高知県東洋町の人気郷土料理のひとつであるご当地寿司で、
ほぐした焼魚の身を、ゆず酢で作った酢飯に混ぜ込み、その酢飯の上にしいたけやにんじんなどを散りばめ、また、その上にさらにご飯をのせて、具材を散りばめてと、幾重にも重ねて作る押し寿司の一種です。

見た目のインパクトなどで、お祝いの席、神事、お祭りなどに欠かせない郷土寿司となっています。



こうちゃん

2019年5月11日土曜日

飛騨の香り高い朴葉寿司(ほおばずし)

こんばんは、こうちゃんです

こちらは朴葉の香りが素敵な郷土寿司のひとつ、長野県の、

朴葉寿司(ほおばずし)

です。
朴葉寿司(ほおばずし、ほうばずし)は、日本の中部地方・近畿地方の一部地域に伝わる郷土料理。岐阜県、長野県、奈良県などに見られる。魚や山菜などを具材としたちらし寿司をホオノキの葉(=朴葉)で包んだもので、携行食として持ち歩き、農作業や木こり仕事の合間などに食する。朴葉に包んであるため食事の際に手が汚れにくく、また酢飯や朴葉自体の殺菌効果により日持ちが良いのも特長である。


朴葉味噌などのように、朴葉にくるむと殺菌作用や、香りがよくなることで、昔から郷土料理、特に飛騨地方などでは料理に朴葉がよく使われています。

なかなか都心では見かけませんが、飛騨高山の有名な朝市に訪れた際や、シンプルに長野旅行で探してみるとおもしろいかと思います。



こうちゃん






2019年5月3日金曜日

大洗名物あんこう寿司

こんにちはこうちゃんです。

国内でも有数のあんこうの水揚げを誇る、茨城県は大洗で、
数々のあんこう料理が作られ人気なわけですが、
意外や意外、あんこうのお寿司もあります。

世間で定番のあんこう料理というと、おつまみで人気のあん肝や、あんこう鍋ですが、
現地では新鮮なあんこうが大量に手に入りますので、
お寿司でも食べられるようになり、今では名物ご当地寿司となっています。

身肉は水分多めではありますが、うまく昆布締めなどで水分を飛ばしたり、
あん肝などはゆでたり蒸したりして硬くして、寿司のネタとして使います。

市内のお寿司屋さんなどでは、
例えば、身肉の寿司、あん肝の寿司、皮の寿司、などが一揃えで出てきます。
あまり産地から離れると寿司にしづらいのか(鮮度の都合もありますし)、なかなか食べられませんので、ぜひ大洗近辺で機会見て召し上がってみてください。


こうちゃん

2019年4月17日水曜日

ごはんを借りるほどおいしいママカリ寿司

こんばんは、こうちゃんです。

今回ご紹介するのは岡山県の名産のお魚、ママカリを使った人気のお寿司、
ママカリ寿司
です。

ママカリとは、コノシロと近縁で似ているニシン科のお魚、サッパの岡山県での別名です。
この魚がおいし過ぎてごはん(ママ)があっという間になくなってしまうため、隣の家からごはん(ママ)を借りてこなくてはいけなくなる、という由来の名前です。

ママカリ寿司は、そんなママカリを開いて塩でしめ、酢につけて握った握り寿司になります。さっぱりとした、そして繊細な味わいなため、醤油もわさびもなしで、そのままでもいけます。
酢と塩の味、それとママカリ自体の風味だけでおいしいと評判です。

岡山県では、もちろん中心街をはじめ至るところのお寿司屋さんですとか、居酒屋のメニューの一部にあったりしますし、
人気なので、ママカリが獲れて、食されている瀬戸内地方でしたら、中国地方側では、多くの地域で作られ、食されております(なぜか四国側では少ないですが)。


なかなか食べに行く機会は少ないかもしれませんが、
最近では他地方でも、岡山県の郷土料理のお店なども出てきましたし、機会があればぜひお試しくださいませ。



こうちゃん

2019年4月11日木曜日

和歌山の名産秋刀魚寿司

こんばんは、こうちゃんです。

今回は和歌山県の名物寿司の、秋刀魚寿司(さんまずし)のご紹介です。

秋刀魚寿司(さんまずし)は、秋刀魚(サンマ)を用いた押し寿司で、三重県の志摩半島から和歌山県に至る熊野灘沿岸一帯、奈良県十津川村や奈良県旧大塔村で食べられる。主に、祝い事、祭りなどの際に作られる郷土料理である。


秋刀魚を開きにし、軽く塩漬けする。秋刀魚が一本丸ごと入る長方形の枠の中に酢飯を入れ、その上に開きにした秋刀魚を頭を付けたままのせて押した物で、押し寿司の一種である。秋刀魚を開きは背から開く物、腹から開く物と地方により異なる。新宮市などではこれを専門に販売する寿司店が何軒も存在する。秋刀魚の香り付けにはユズ、ダイダイ、ジャバラなどが用いられる。薬味には練芥子が添えられる場合が多い。 特急南紀の車内販売や新宮駅などで駅弁にもなっていたが、業者の撤退や車内販売の縮小により、平成29年秋現在JRの駅弁として売られているのは紀伊勝浦駅改札外に売店を構えるもののみとなっている。

なお、同地方には米飯に秋刀魚を漬けて発酵させたなれずしもあり、これも特産品となっている。おそらく起源としてはこちらの方が古いのではないかと考えられる。中には30年以上発酵させたものを販売している寿司店もある。こうなると飯も魚も全く原型を留めておらず、粥状になっている。


山間部では重要な蛋白源であり、塩漬けされたサンマを使用し最低3か月から1年後に食す事が多い。

前者は酢酸利用の「早すし」後者は乳酸発酵による「なれずし」に分類される。

三重県熊野市の産田神社で1月10日に行われる例祭の後の直会で出される秋刀魚の寿司が秋刀魚寿司の原形であるとして、熊野市の「さんま寿司保存会」が1月10日を「さんま寿司の日」としている。

生さんまのままでも、さらに寿司にした状態で炙ったり、焼き秋刀魚寿司にしてもおいしく、最近では徐々に県外でも楽しまれるお寿司になっています。


こうちゃん

豪快にお酒をふりかけて作る酒寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、鹿児島の人気郷土料理のひとつ、酒寿司(さけずし)です。

酒寿司(さけずし)とは、鹿児島県で作られている郷土料理であり、寿司の一種である。酒鮨と表記されることもある。

桶に酒で味付けされた飯と様々な山の幸・海の幸を盛り発酵させた豪華な寿司である。一見すると押し寿司のようにも見えるが、酢の代わりに鹿児島特産の「地酒(灰持酒)」が使われているのが特徴である。多くの地酒を使っているため酒に弱い者は香りだけで酔うこともあるというが、意外に下戸に好まれるという。


江戸時代に当時の藩主であった島津義弘が花見の宴会を開いた際、女中が残った料理と地酒を桶に入れて一緒に置いていたところ、翌朝良い香りが漂っていた事が酒寿司の始まりとされる。非常に手がかかることから現在でももてなし料理の代表格とされ、寿司を入れる桶も漆塗りの豪華なものが用いられる。

近年では合わせ酢を少々混ぜたものもあるようであるが、一般的な寿司に使用される食酢は基本的に一切使われない。代わりに使用されるのが鹿児島で「地酒(じざけ・じしゅ)」と呼ばれる酒である。この「地酒」は一般的な日本酒とは別種の酒で、灰持酒の一種である。味醂に近い酒であり、現在は料理酒として酒寿司や薩摩揚げなどに使用されるが、明治時代か大正時代あたりまでは祝いの席などでしばしば飲用されていたという。

享和2年(1802年)刊行の『名飯部類』には「薩摩ずし」の名で記述があり、サバを開き腹の中に酒を混ぜた飯を詰め、酒を振りながら桶に並べる(姿ずし)とある。さらに、「こけらずし(飯に具材を混ぜるか上に貼り付ける形式)もつくる」とある。発酵して酸味が生じるまで待てば、酒を発酵の促進に使った生成(ナマナレ)のすしである。篠田統『すしの本』によると、「昔は7~8日押した」とある。今日の酒寿司は、発酵を待たなくなった生成のすしの残存例だとする見方が一般的である。
(wikipedia参照)

一升のごはんに対して一升の地酒を使う、というほど大量のお酒を使って作るお寿司で、他には無い特徴的な味、香りの強さです。
エビ、タイ、赤貝、タコ等の魚介類に蕗、筍、椎茸、錦糸卵、薩摩揚げ等、具材は彩豊かに豪華ですが、特に決まりはなく、なんでも入れてよいそうです。

まず現地でしか味わえないお寿司な上に、お店でも、事前に仕込まないとなので、予約必須と言われていますので、鹿児島旅行などに行く際にはぜひ。

こうちゃん

2019年4月3日水曜日

伊勢志摩の人気漁師寿司手こね寿司

こんばんは、こうちゃんです。

今日は三重県は伊勢志摩地方発祥の人気のご当地寿司、
手こね寿司をご紹介。


手こね寿司(てこねずし)とは、今では全国各地に見られるちらし寿司の一種ですが、元は伊勢志摩地方の漁師メシとして生まれたと言われています。
手こね寿司でなく、手ごね寿司と呼ばれることも。

基本的な作り方ですと、マグロやカツオのような定番の赤身の魚の切り身を醤油などのタレに漬け込んでヅケ化してから酢飯に合わせ、ちらし寿司のようにします。
鰹や鮪などの赤身の魚を醤油を中心としたタレに漬け込んだ後、寿司飯へと合わせて食べる。好みにより、大葉や生姜、海苔などをちらす。観光案内では漁師が漁の合間に食べた食事がもとであり、考案したのは志摩町和具(志摩市)の漁師とされ、沖での忙しい鰹漁のさなかの食事として、獲れた鰹を千切りにして醤油を付け、炊きたてのご飯に手で混ぜて食べたのが始まりとされる。

昭和20年代までは寿司飯の上に魚の切り身を乗せるだけであったが、昭和30年代以降に海苔などを上にかけるようになった。昭和40年代に地方色のある観光客向けの郷土料理として着目され伊勢市にも広まり、伊勢うどんと並ぶ伊勢志摩を代表する郷土料理として知られるようになった。

三重県は多くの新鮮な海産物が獲れますので、必然、それらを使ったおいしいお寿司も多々登場していますので、現地などに行くといっぱいある握り寿司のお店などと並んで、こうした手こね寿司を出すお店も楽しめます。
手こね寿司の場合、何もお寿司屋さんじゃなくても、例えば居酒屋、定食屋さんなどのメニューに入っている場合もあります。



こうちゃん

2019年4月2日火曜日

島寿司

こんばんは、お寿司大好きこうちゃんです。

今回は生まれ故郷の東京都のご当地寿司からひとつ、
といっても、主に南部の離島での名産なのですが、人気のご当地寿司のひとつ、
島寿司をご紹介します。


島寿司(しまずし)は東京都の伊豆諸島にある八丈島の郷土料理で、握り寿司の一種である。

寿司種を薄く切り醤油主体のたれに軽く漬けて醤油漬とし、砂糖でやや甘味を強くした酢飯で握る。この際、ワサビの代わりに練りがらし(粉がらしを練ったもの)を使うのが特徴である。醤油に漬けた寿司種の色から「べっこうずし」とも呼ばれる。

島で水揚げされる白身の魚を中心に、鯛(メダイ、オナガダイ、アオゼ、キンメダイ等)、マグロ、カツオ、カジキ、シイラ、トビウオ、イサキ、カンパチ等が使用される。伊豆諸島南部及び八丈島からの移住者が多い小笠原諸島でも作られており、小笠原ではサワラを使うのが一般的である。また、戦前には硫黄島でも作られていた(酢の代わりに島で栽培されていたレモンを用いる事もあったという)。島のりと呼ばれるイワノリの佃煮の握りを一人前に一つか二つ添えることも多い。

伊豆諸島では温暖な地域で寿司を食べるために明治以降に独自の技法が発達した。ワサビの代わりにからしを使うのは、八丈島や小笠原諸島でワサビが手に入らなかった時代の名残りである。一方、伊豆大島では醤油に「青とう」と呼ばれる辛味の強い青唐辛子を加えたたれに漬け込む。酢飯の甘みはさほど強くなく、練りがらしは使わない。基本的には握りに作るが、甘酢生姜や島のりを混ぜた酢飯に魚を乗せて、ちらし寿司風に作ることもある。伊豆諸島では刺身を食べる時にもワサビの代わりに青とうが普通に使われている。

~ wikipedia参照

一見すると、他地方でも食べられる一般的な握り寿司のようにも見えますが、
ほぼすべてが醤油に漬け込むヅケのようになっていて、色が特徴的であったり、
島ではわさびは取れないので練りがらしをつけたりするところが特徴です。

島ではもちろん魚介類はよく獲れますので、地方のご当地寿司に多い、野菜等の漬物寿司などに比べると魚介たっぷりで、普通のお寿司にかなり近いものになります。

多少訪れるには遠いところではありますが、島に訪問の際にはぜひ食べてみたいお寿司であることは間違いないです。

なお、東京の島でもあるし、また沿岸は神奈川であることから、この島寿司は、今では東京や神奈川の、島料理を食べさせてくれるお店などで、徐々に登場するようになり、
食べられるところがありますので、口に入る機会も増えうれしい限りです。

↓島寿司の紹介動画も


こうちゃん

2019年3月27日水曜日

イカ寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、青森県の名産ご当地寿司のひとつで、
寿司というより、ややおつまみ感覚の、

イカ寿司

です。

寿司とは言いながらも、一般的にお寿司屋さんで見るような、イカの切り身を握って作るイカの握り寿司とは違いまして、また、有名な函館名産のイカめしともまた違いまして、
青森ならではの独自の進化を遂げたお寿司です。

このイカ寿司は、
青森近海で獲れるおいしい新鮮なイカを湯通しし、その胴の中に、刻んだイカゲソや、食感のいい各種お野菜(主にキャベツやニンジンなど)、さらに漬物などを詰め込んだものです。
冷涼な環境で1日~2日の塩漬け、酢漬けなどでおいしく食べられるとのことです。

あまり他の地方では見かけず、イカを丸まま使うとなると、どうしても函館のイカメシなどに目が行ってしまいますが、
こちらは、青森県内でしたら、スーパーなどでも手軽に手に入る、また、海辺などでは家庭でも作られているような、人気・定番の郷土の味です。
もし機会があればぜひ手にとってみてください。

最近では他地方、例えば関東圏などでも、青森県の郷土料理屋さん、物産展、なども増えてきまして、青森特有の食べ物を食べられる機会も増えていますので、
ぜひ機会見てご賞味くださいませ。

こうちゃん

2019年3月12日火曜日

ハタハタ寿司

こんばんは、こうちゃんです。

今回は、秋田県名物の、ハタハタ寿司のご紹介。


ハタハタ寿司(ハタハタずし)とは、秋田県の郷土料理で、ハタハタ(鰰)を用いた飯寿司(イズシ)の一種、発酵ずしである。ハタハタ漬けとも。

江戸時代においてハタハタは安価な魚であり、貴人には好まれなかったものの民衆の間で人気を得ていた。ハタハタ寿司は海岸部だけでなく秋田全域で食べられており、昭和初期の東部山地といった普段は海産物を口にする機会が少ない地域でも年末になると箱に多く詰められた塩ハタハタが寿司にされた。一匹の姿のまま漬ける「一ぴきずし」、頭だけ落として漬ける「全(まる)ずし」、切り身にして漬ける「切りずし」とがある。祝宴の場で供される一ぴきずしが最も格式が高いが、店舗で販売されるハタハタ寿司は全ずしが多い。
wikipedia参照


寿司といっても、よく見かける握り寿司の類ではなく、発酵寿司、熟れずしなどの類なので、多少独特の発酵臭があり、そういった風味も含めて楽しむお寿司ではありますが、苦手な方ももちろんいらっしゃいますので、注文・購入時にはそれを理解の上で選んでください。
ハタハタ自体は焼いて食べることが多いお魚ですが、こうしてしっかり漬け込んで味をなれさせたものも絶品です♪
さすが秋田では県魚に指定されてるだけありますね。

こうちゃん

2019年3月9日土曜日

大分県の人気寿司ひたん寿し

こんばんは、こうちゃんです。

全国的にはあまり知られていなくて珍しいご当地寿司のひとつ、ひたん寿しです。

ひたん寿しとは、大分県日田市のご当地グルメである。
日田産の野菜、川魚を材料に握られた寿司。日田すし組合加盟の4店舗で提供されている。

様々な海の幸を握ったお寿司は数あれど、川の幸である川魚を握った握り寿司は珍しいです。
鮎やうなぎといった川魚を若干小さな握りにし、さらに土地で獲れたお野菜、山菜などのお寿司と一緒に並べます。
海から離れていたり、すぐに新鮮な魚が使えなくても、おいしく華やかなお寿司が食べられ、名産のご当地寿司となっています。


こうちゃん

2019年3月7日木曜日

香り高い柿の葉すし・柿の葉寿司

こんばんは、こうちゃんです。

今回は保存と香り付け、両方の面で優れた、奈良県中心のおいしい郷土寿司である、
柿の葉寿司のご紹介です。

柿の葉寿司(かきのはずし、またはかきのはすし)は、奈良県・和歌山県、および石川県、鳥取県智頭地方の郷土料理。奈良県・和歌山県と石川県、鳥取県では作り方・形状が異なる。
鯖・鮭などが両地域で使用される主な材料(ネタ)だが、奈良県・和歌山県では鯛、穴子、椎茸、石川県では鰤、鳥取県では鱒を地域特有のネタとして使用している。
国産牛を用いたローストビーフをネタにした柿の葉寿司「柿の葉肉寿司」が大阪で販売されている。

このように他地方で作られておりまして、それぞれに作り方や材料の工夫もありますが、主に元祖?というか古くからシンプルながら愛される作り方の奈良の柿の葉寿司をご紹介していきます。
柿の葉寿司は、一口大の酢飯に鯖や鮭などの切り身と合わせ、柿の葉で包んで押しをかけたすし。場所によっては、昆布を巻いてから柿の葉を巻くところもある。表記は”柿の葉すし”とするところも多い。柿の葉は取り除いて食べる。
押し寿司というと、昔から押し寿司を伝統的に作っていてよく食べる大阪のものなどが有名で、桶などに酢飯と魚を入れて重しをかけるような、作る段階では握りのような形になっていないものが多いですが、こちらの奈良の柿の葉寿司では、少々手間でも、握りのように、ほぼ1貫分くらいの大きさずつわざわざ柿の葉に包んで、軽く押しをかけて作る押し寿司です。

多少手間でも、こうして柿の葉で包むことで、柿の葉の抗菌効果で保存性がよくなることや、乾燥が防げたり、さらには葉のよい香りが移ったり、お寿司としてのよさが増すため、古くから愛される郷土寿司になっています。
もちろん生ものを使っておりますので、さすがに奈良のものをそのまま食べられる機会は少ないかもしれませんが、今では他地方でも作られたり、駅弁などでおいしく商品化されていたり、少しずつですが、口にする機会も出てきていますので、
お寿司好きの方でしたら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

こうちゃん

2019年2月22日金曜日

宮城県特産ふかひれ寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、高級食材としても名の知れた海産物のひとつ、ふかひれを用いたお寿司、
宮城県は気仙沼周辺の名産のふかひれ寿司です。

ふかひれとはサメのひれを乾燥させて食材にしたもので、
中華料理では昔から高級食材として珍重されております。

そんなふかひれが、宮城県では実は日本一の生産を誇り、またその質のよさから、
本場中国にも輸出しているほどなのです。

そんなふかひれを、中華料理では、しっかり味を染みさせるべく煮て、
ふかひれスープや、姿煮、ラーメンに使ったりもしますが、
このふかひれ名産の地宮城では、
なんと驚き、お寿司にも使ったりします。

中華で使う時には柔らかくトロけるようなほど煮込みますが、
お寿司の場合はやや硬さの残るくらいに煮て、濃いめの味を染みさせ、軍艦等にしてお寿司とします。
これがまた、ふかひれの濃厚な旨味がじっくり味わえて大変美味です。
もちろんスープ用のような味付けではちょっと薄めの味になりがちですので、
結構濃いめの味付けで煮含めたふかひれを使用します。

ふかひれ寿司なんて言うとハイカラで最近のもののように思われがちですが、
この宮城県や、特に気仙沼市中心では、昔からふかひれ作りが盛んだったのもあり、古くから作られ、愛されてきているお寿司です。
地元な気仙沼市の近辺は漁港が近くお寿司屋さんの多い町ですからよく食べられますし、
最近では都会のお寿司屋さんにもこうしたふかひれ寿司が登場することもあるようになってきました。

こうちゃん

2019年2月13日水曜日

江戸前穴子寿司

こんばんは、こうちゃんです。

全国でも、今や寿司ネタの中で穴子は定番ネタになってはいますが、
元は、江戸前寿司の代表的なネタで、
東京湾は羽田沖で獲れた穴子が重宝されていました。


東京湾のアナゴは身が太いのに締まっていて、歯ごたえがよく、
それを煮て煮穴子に仕上げ、各寿司屋さん独自のツメを塗って握りに。

長らく人気の甘辛味のおいしい穴子寿司です。
こちら、持ち帰り専門で穴子の棒寿司、巻き寿司にするお店や、刻んでひつまぶしのようにするお店など、形はこれ、という決まりがあるわけではありませんので、
様々なおいしい派生のアナゴ寿司も存在します。


こうちゃん

きびなごのほうかぶり寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、きびなごのほうかぶり寿司、
きびなごのほおかぶり、とも。

高知県で一年を通じて漁獲される、体長10センチほどの小型魚のきびなごを手開きでさばいて、おからをくるんで作るほうかぶり寿司です。

酢で締めたきびなごでおから寿司をくるんだ様子が、ほおかぶりをした人の姿に見えることからこの名がつけられたとされています。

おからを使っていて、酢飯を使わず、厳密にはお寿司?なのかあやしいところもあるかもしれませんが、地元で伝わる伝統の郷土寿司です。

こうちゃん

2019年2月8日金曜日

北海道名産のえぞずし

こんばんは、駅弁大好きこうちゃんです。

今回もちょっと何度かこのブログで特集させていただいている、北の海鮮の宝庫、北海道より情報を。

北海道は苫小牧駅あたりで駅弁として作られている、
「えぞずし」
です。

えぞずしとは、なかなか本州ではなじみがありませんが、北海道の鉄道関連で定番のおいしい品で、
駅弁の容器の中に、えびやカニ、ホタテのような北海道の海の幸と、コーンやきのこ類、山菜などの山の幸を乗せたちらし寿司のようなものになります。

山菜やコーンなどを用いた、魚介以外の具材用いたお寿司の走りとも言えるお寿司です。
畑の実りと、海の幸を両方楽しめて、さらに魚介の量が抑えられていることで、あまり高価にならないために、観光客、長距離移動客などが手軽に食べられる、というメリットもありまして、
自然豊かな北海道ならではの料理、駅弁ということで、大変人気です。

駅弁としての用途がメインなため、どうしても他地方ではなかなか食す機会はありませんが、旅行でも仕事でも、北の大地へ行った際にはぜひ食べてみたい一品ですね。

こうちゃん


2019年1月24日木曜日

北のカニ名物たらば寿し

こんばんは、こうちゃんです。

北海道では、いや、全国に、タラバガニを使った握り寿司ももちろんあるのですが、
この北海道名物のたらば寿し、
これは商品名として北海道にあり、タラバガニを一面に敷き詰めた豪華な駅弁・ご当地寿司の名称です。


主に、駅弁容器に敷き詰められたごはんの上に、湯がいた太いタラバガニの足がおかずとして乗せられた名物弁当です。
タラバの足の肉は太く食べ応えがあり、これはカニ好きにはたまらない、北海道に訪れたら一度は食べたい逸品です。

特急などのホーム、駅構内で、旅のお供用としてよく売られていますので、
旅行でもお仕事でも、北海道に訪れて、長時間乗車の前には、ぜひ買っておきたい一品です☆機会を見つけてぜひどうぞ。
なお、最近では北海道物産展なども多いため、他地方でも見かける機会も増えてきました。

こうちゃん

2019年1月17日木曜日

愛媛の豪華郷土寿司の松山鮓(もぶり飯)

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、四国は愛媛県の名物ご当地寿司である、松山鮓(もぶり飯)のご紹介です。

wikipedia先生によると、
松山鮓(まつやまずし)は、愛媛県の松山地方に伝わる郷土料理である。祝い事や訪問客をもてなす際にだされ、瀬戸の小魚の旨みを活かした甘めの鮓飯が特徴となっており、地魚がちりばめられているばら寿司である。


一番の特徴は、エソやトラハゼなどの「瀬戸の小魚」でダシをとった甘めの合わせ酢で寿司飯を作り、その中に刻んだアナゴや季節の野菜をもぶす(混ぜ込む)ことにある。そして、その上に錦糸卵をちらし、最後に季節に応じた瀬戸の魚介類をお好みで盛り付ける。

本格的な料理店ではウニやクルマエビを使って豪華に、居酒屋では酒の肴になるよう刺身を中心に、また、食堂ではじゃこ天やシメサバなどのリーズナブルな食材を盛り付けるなど、様々な場面に応じたバラエティー豊かなメニュー作りが可能となる。

地魚を豊富に使ってることで、なじみのある地元の味で、お祝いの席などでも喜ばれて、すっかり定着しているお寿司のひとつです。
桶などに豪快に盛って作って宴席の中央に置くと、目立って華やかでいいですよね。


なかなか珍しくておいしいお寿司ですが、他の地域ではなかなか食べられませんので、
例えば愛媛の郷土料理店まどで見かけましたらどうぞお試しください。

こうちゃん

2019年1月10日木曜日

山口県の人気押し寿司岩国寿司

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、なかなか他地方では知られていないご当地寿司のひとつ、
岩国寿司(いわくにずし)です。

岩国寿司(いわくにずし)とは山口県岩国市周辺で作られる押し寿司の一種。
岩国藩初代藩主の吉川広家が合戦に備えて作らせた保存食が町民にも広がったという説もあり、「殿様寿司」とも言われる。
地元では「角ずし」と呼ばれることも多いが、広島地域で食べられる角寿司とは若干製法が異なる。

大きな木枠の中に、酢飯の上に春菊などの青菜、岩国名産の蓮根、椎茸、錦糸卵などをのせ、これを何層にも重ね、サンドイッチ状にし、重石でしばらく押し固め、木枠を抜いて、一人前サイズに切り分ける作り方である。
できあがった大きな押し寿司を一人前ずつに切り分けて供するため、岩国では人の集まるハレの日に欠かせない伝統料理となっている。
錦糸卵などで彩られ、切り分けた後でエビなどを後のせすることもあり、見た目はちらし寿司風であり、できあがりの見た目が鮮やかである。

押し寿司なのであまり海鮮は使われず、特に地元の野菜などを利用しますが、最後に海老などを乗せることで豪華さも伴います。


こうちゃん

2019年1月3日木曜日

あけましたw

あけました
おめでとうございますww

こんばんは、こうちゃんです。

まだまだ記事も紹介知識も少なくてすいませんが、
今年こそ例年以上に張り切って暴れていきますので、
(暴れて、というか、内容充実を図ります)
どうぞ本年もよろしくお願いいたしますm(__)m

少しずつ楽しめる記事も増やして素敵なブログへと成長させていきます。

こうちゃん